<aside> 教員の、正直な覚悟。
家族がいるからクビになりたくない。でも、もし学生の大半が「無意味な授業をなくせ」と本気で大学に働きかけたら、私の英語の授業はなくなるかもしれない。先生は先生らしくない言動をしました、と一言言えばいい。そうなれば、大学は私を呼び出すと思う。大学も、学生は大事なお客様的になっている。形式的な授業をするか、辞めるかの選択を迫られるだろう。生活がかかっているから、それは怖い。でも、意味を見出せない授業を続けるのも、同じくらい辛い。これは、君たちも同じはずだ。
だから、あえて言う。自分たちが本当に得する方向に動いてほしい。
(追記)真剣にやっている人を馬鹿にするな。ヘラヘラしているように見えても、この授業の準備には相当な時間をかけている。
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まず、私の授業で何が得られるか、客観的に見てみよう。
| 内容 | 費やす労力(目安) | 得られるもの |
|---|---|---|
| 🗣️音読動画/スピーチの提出 | 約2時間 | 英語の発音の基礎 |
| 🎬課外学習(映画/アプリ等) | 約25時間 | 大量の英語インプット |
| 💬授業での雑談(90分×15回) | 約22.5時間 | 実践的な英会話の「きっかけ」 |
| 合計 | 約50時間 | 英語力の土台 |
たった50時間で、英語の基礎は固まる。AI翻訳だけでは決して掴めない、生きた会話のニュアンスに触れる「きっかけ」を提供しているつもりだ。
最大の問題は、君たちの「単位さえ取れればOK」というマインドだ。 そのせいで、この「きっかけ」が完全に無駄になっている。
2025年11月2日のNIKKEI The STYLEで報じられた米国の現実は、日本の未来を暗示している。
記事:
<aside> ここで言う「ブルーカラービリオネア」は、日経記事の文脈上の表現です。米国で一般的に使われる「富豪」という意味ではなく、「AI時代に需要が高まり、高収入を得る技能労働者」というニュアンスで使われています。
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| 職種 | 年収(目安) | 学歴 | AIによる代替リスク |
|---|---|---|---|
| 🛠️エレベーター技士 | 約1,600万円 | 高卒+専門訓練 | 極小 |
| 💧配管工(NY) | 2時間で約12万円 | 専門訓練(約2年) | 極小 |
| ⚖️弁護士 / CS専攻卒 | ↓↓(低下傾向) | 大学・大学院卒 | 50%以上 |
「で、あなたは何ができるの?」