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メディア社会論演習(大学院)
講師: ****志柿浩一郎先生
連絡先 / オフィスアワー/シラバス
オフィス:S410:
シラバス
授業時間:秋学期: 月曜日3、4、5限(大学院)、火曜日2、4限
Email:[email protected]
オフィスアワー: 水曜日 15時- または先生に連絡: 基本午後13時以降は大学にはいる
スケジュール
全学スケジュール
連絡事項
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連絡事項をここに記載します:
【2025/10/4】初回授業は10月6日(金)5限に行います。
【2025/10/6】授業用ポートフォリオの招待リンクを送付しました。メールをご確認ください。
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⚠️ 最新のお知らせ:
2025年度大学院授業「メディア社会論演習」最終課題について
- 課題の目的と全体像
本授業の最終課題は、授業で得た「メディアと社会の関係を多角的・批判的に分析する視点」を用いて、各自の研究を深化させ、修士論文につながる実践的な能力を養うことを目的とします。
課題は、最終レポートと1回の担当講義で構成されます。これらは連動しており、担当講義の準備を通じてレポート内容を整理し、研究の質を高めていきます。
- 選択制
本課題では、各自の研究テーマや関心、進捗状況に応じて、以下の2つからいずれか1つを選択してください。
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主な活動 |
| A:比較分析 |
授業で学んだ理論や比較の視座を用いて、具体的なメディア事象を比較分析する。 |
| B:研究深化 |
自身の研究テーマについて、授業で学んだ視点から先行研究を批判的にレビューし、研究計画を精緻化する。 |
【重要】 どちらかを選択した場合でも、本授業の核心である「メディアと社会の関係を常に意識する」という視点からの分析が求められます。
- 最終レポートの詳細
選択に応じて、以下の要件を満たす最終レポートを作成してください。
A:メディア事象の比較分析レポート
- テーマ:各自の研究テーマに関連するメディア事象を1つ選ぶ。
- 比較対象:異なる2つ以上の国・地域(例:日本とアメリカ、日本と韓国、アメリカとEUなど)を選ぶ。
- 必須項目:
- 比較の枠組み:なぜその国・地域を比較するのか。どのような視点(政治制度、経済システム、歴史的文脈など)から比較するのか。
- 理論的接続:授業で扱ったどの理論や概念(公共圏、メディア・システム、プラットフォーム規制など)を用いて分析するのか。
- 実証的データ:新聞記事データベース、SNSデータ、政府報告書、統計データなど、客観的なデータに基づいて議論すること。
- 考察:比較から明らかになった、各国・地域のメディアと社会の関係性の特徴と、その背景にある構造的要因は何か。
B:研究テーマの理論的・体系的整理と研究計画の精緻化レポート
- テーマ:自身の修士論文研究テーマ。または、別途レポート用にテーマを決める
- 必須項目:
- 理論的背景の整理:研究テーマに関連する主要な理論・概念を整理し、それらが「メディアと社会の関係」をどう捉えているかを論じる。
- 先行研究の批判的レビュー:本授業で得た視点(比較、構造、歴史、批判)から、主要な先行研究をレビューし、その貢献と限界を明らかにする。
- 研究の位置づけ:レビューを踏まえ、自身の研究が学術的にどのような貢献を目指すのかを明確に位置づける。
- リサーチクエスチョンの精緻化:上記に基づき、具体的で分析可能なリサーチクエスチョンを提示し、その問いを探求する意義を説明する。
提出形式(両コース共通)
- 文字数:最低2000字程度
- 形式:PDFまたはwordファイル
- 提出期限:最終授業日
- 担当講義(発表課題)について
本課題では、各受講者が専門家として、自身が決めた内容で30〜40分程度の講義を担当します。これは、単なる進捗報告ではなく、他の受講生に対して自身の研究分野の面白さや重要性を伝える「教育的」な機会と練習と位置づけています。
- 内容:最終レポートの要点(Aの場合は比較分析、Bの場合は研究計画)をまとめ、背景知識のない他の受講生にも理解できるよう、分かりやすく構成してください。講義の導入で、なぜこのテーマが重要なのかを問いかけるなど、聞き手の関心を引く工夫を期待します。
- 質疑応答:講義後には10〜15分程度の質疑応答の時間を設けます。
- 実施時期:第12回または第13回の授業で実施します。担当日については事前に調整します。
- 評価について
本課題は、シラバスに記載の通り、最終成績の70%(担当講義30%、最終レポート40%)を占めます。以下の点が総合的に評価されます。
- 論理的整合性:議論が一貫しており、説得力があるか。
- 理論的理解:授業で学んだ概念や理論を正確に理解し、適切に応用できているか。
- 分析の深さ:表面的な記述に留まらず、構造的・歴史的文脈を踏まえた深い考察ができているか。
- 独自性:自身の研究テーマと接続し、オリジナリティのある視点を示せているか。
- 実証性(特にA):客観的なデータや資料に基づいて議論を展開できているか。
- 講義の構成力(担当講義):専門外の聞き手にも分かりやすく、知的好奇心を刺激する構成になっているか。
不明な点があれば、授業時間中や個別に質問してください。
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週次資料
各回の授業資料、課題、参考文献などを掲載します。
学部(英語でメディア論、メディア論で英語で使用している映像資料です。大学院は別ですが、参考になるので共有しておきます。
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